女性が社会に出て働くことは当たり前となった現代、仕事における向上心を常に持ち続けていくためには、本当に自分の仕事にやりがいを感じているかどうかが重要だ。
学生時代に必死に就職活動をしてやっと入れた会社でも、時を経て仕事も社会のことも分かるようになってくると、「なぜこの仕事を選んだのだろうか」と考える人も少なくない。
仕事も覚えて淡々とこなせるようになり特に不満もないが、周りで活躍をしている人を見ると、もっと自分を活かせる仕事があるのではないかと、改めて自分を見つめ直すこともあるかもしれない。
また、性格、特技、自分を発揮できる環境の中で仕事ができれば、今以上に輝けるかもしれないと思うこともあるだろう。
今いる環境は確かに慣れてそれなりに居心地も良いかもしれないが、定年までここで働き続けることを考えると物足りなさを感じるが、自分にとって何を選べば天職となり得るのかハッキリ分からない場合は、すぐに会社を辞める必要はない。
しかし、時には自分の好きなことに思い切り没頭してみることも大切だろう。
好きなことに没頭すると、アイデアが次々と溢れてくることがある。
興味に惹かれるままに調べたり、手を動かしている内に苦もなく知識が広がり、始めたときは小さなきっかけで生まれた芽が、いつの間にか枝葉を広げた木のように育っていることがある。
時には自分でさえ驚くほど自分の能力を感じることもあるだろう。
それが、天職と言える仕事であるのかもしれない。
今、立ち止まって自分を見つめ直したいと感じているなら、それを手に入れる時期が近づいていることを無意識に悟っているサインかもしれない。